グミ・チョコレート・パイン

大槻ケンヂの「グミ・チョコレート・パイン」を読み終えた。
思春期の少年たちのお話で、誰が読んでもわくわくどきどきしながら楽しめる娯楽作だ。
でも、ほんの少しでも青春時代に”暗黒時代”と呼べるような時期を過ごしたことのある人なら、胸の辺りをがしっとつかまれながら読んでる気分になれる。
”健全な”中高生時代を送った人なら、「死にたい」とか、「全員死ね」とか「俺はこの世で一番のクズ」とか思ったことがないはずない!
そんな人には是非読んで欲しい。
そうそう、グミチョコが今度映画化されるそうだ。というかもうすぐ公開らしい。
しかも監督はオーケン率いる筋肉少女帯のベース、内田雄一郎の高校の先輩であり、作品に登場する「ケロ」のモデルであり、筋少の他にもたま、人生(現在の電気グルーヴ)などを世に出した”ナゴム・レコード”の創始者であり、そして今は劇団「ナイロン100℃」の主宰者であるケラリーノ・サンドロヴィッチ!ああ見たい。
銀杏BOYZの峯田和伸も出るらしい、AV男優役で。気になる。


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