部屋にひとりでいる時,ふと眠気に襲われ瞬間的に意識を失う.
その瞬間,火星人はやってくる.
火星人はそんな人々をさらい,小網座の惑星へつれていく.
火星人が旅行中に砂漠に落とした,砂と同サイズのカプセルを探す酷労を強いるためである.
さらわれた人々は約3年間ひたすらカプセルを探し続ける.
その時間は,火星人の転送技術における地球から小網座までの往復時間にほぼ等しいが,小網座では時間が逆行しているので,彼らが再び地球に戻されたときには,誤差1.2秒以内でさらわれた瞬間の時刻となっている.
時間の逆行を含む宇宙空間の往復は,彼らの肉体的状態までも地球上の時間において矛盾のない状態で終わる.
そして火星人の手によってこの間の記憶を消去された人々は,1秒程意識を失っていた,という感覚で眼を覚ますのだ.
あなたが眠気と戦いふと意識を失った瞬間,その間に火星人がやってきていないことを証明は出来ない.
今まさにこの瞬間に,あなたの前に火星人がやってこない保証もない
て勝手に考えて怖ぇぇぇてなるのが趣味です。
安倍公房の「人間そっくり」を博士と蟋蟀のアルバムを聞きながら読んでたらなぜかすごくしっくりきて楽しかった。なんでだろ。
こえええええええええええええええ
ね!こわいよね!
何かにおわれてるときに現実逃避でこーゆーこと考えてドツボにはまるんだ