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自意識ラブ
ちょっとしたことで頭の中がぐちゃぐちゃになって、床を転がったり部屋中を早足で歩き回ったりしてるうちに日がくれる、ということはやっぱり今でもたまにあるけど、それでも割と平気で毎日暮らせるようになったのは、決して人として成長
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とにかく遠くへ行ってみたい
いつもの病気。 やりたいことが多すぎてなんにもやりたくなくなっちまったーーー っていうピーズのシニタイヤツハシネみたいな症状。 あれもこれもやりたい。 あれとこれはやりたくない。 毎日全部楽しいことだけで出来てればいいの
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そんなことより
外はふんわり、中はどかん!、みたいな人が好きだなあ。 そんな人にぼくもなりたいなあ。 僕は世界のほとんどを知らない。半径5m以内のことですら、知らないことばっかりだ。 そんな状態で、20年以上も生きてきた。 だから、そん
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悲しみが沈む 西の空
突然、なんでもいいから嘘をつきたいなあ、という衝動に駆られ、「空から大量のあたりめが降ってきて、地面から生えた5万の猫が奪い合いながらそれをむさぼっているよ。あと、日本国憲法は、実は都市伝説だったのです。」と、取り留めの
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空ーが落ーちてーくるー
不特定多数の人と自然に会話ができるほど立派な人間でないことははっきり自覚しておりますが、「コンシンカイ」という場自体に恐怖を感じ、トイレの個室にこもっていると、ここほど清潔な場所もなかなかないよなあ、などとどうでもいいこ
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希望の朝。とは言い難いけれども
トイレの電球が切れたので 真っ暗な状態で用を足していたら便器に吸い込まれそうになったので もう寝ます 新しい朝が来る。
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くるるくるる回る
庭で二羽鶏が爆死。わはは 今日も案山子が空を飛び、洗濯バサミが鼠を束ねるのです。 睡眠欲と戯れる夜。
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瞑る
唖のような僕を脳内で愛でる饒舌な僕。 くだらないなどと嘯くのも自己防衛なのかもしれないと、嘯く。 目が覚めたら、地球が裏返っているといいな。
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涅槃の人々、池袋にて
あっちへ往く人、こっちへ往く人、それぞれが思い思いの方向へ進む広い地下通路。 各人の進まんとする道が複雑に絡み合って狂った網目を作り出しており、ぼやっとしていると挟み込まれて窒息死或いは圧死、という所謂人ごみと呼ばれる現
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痒み、痺れ、否
肋骨が痒い。 人、というやつが狂った洗濯機の中で踊るようにまわる。ぽんぽこりん。 洗濯機の中、くたびれたブリーフのホツレのような僕、捻れて千切れそうになりながら、ダイナマイトの破壊力について考えている。 そして、暖かい日